私とカートゥーンと鈴と。: ナードランド Nerdland

ナードランド Nerdland

ナードランド Nerdland
2015 (米) (R) 24/100

監督 クリス・プリノスキ
製作 ゲヴィン・ポロン、アンドリュー・ケビン・ウォーカー
脚本 アンドリュー・ケビン・ウォーカー
音楽 マーク・ブルックス、エミリー・カヴァノー

予告編


 新千歳空港国際アニメーション映画祭で鑑賞。TVアニメを専門とするアニメスタジオTitmouse,incの劇場用長編第一作。鑑賞前の投稿主は、制作陣とスタジオの名を聞いただけで狂ったように興奮していた。何故なら、シットコムアニメに関わらせればヒット間違いなしの"マイク・ジャッジ"の名と、大人向けでも関係なく定期的にヒット作を製作していたTitmouse,Incがそこに記載されていたからである。

Titmouse,Incの代表作
アバター伝説の少年アン 中国を舞台にしたニコロデオンのメガヒット作
Superjail! カートゥーンバイオレンスの真 骨 頂
クラスオブミュージック! アンドレ3000のミュージカルアニメ CNの黒歴史
BlackDynamite クールでブラックな男が大活躍する黒人まみれの異色作 等

マイク・ジャッジの代表作
ザ・シンプソンズ ※ゲスト出演
ビーバス・アンド・バットヘッド 声優、脚本、撮影、監督担当
キング・オブ・ザ・ヒル 声優、脚本担当
26世紀青年(実写映画) 脚本、撮影、監督担当

しかし、声優のみ(浮浪者役)の出演ということを知り、期待と不安が半々の状態で観始めたのでした....

ストーリー
 脚本家志望のエリオットと俳優志望のジョンは親友で、大スターになる夢が揺らぎつつある。30歳の誕生日がやってきて、彼らの絶望が大きくなるなか、二人は決断する――年中無休でセレブになる夢に取り憑かれた過供給で自己陶酔の世界において、以前よりも有名になる(もしくは悪名高くなる)ための手段はいくらでもあるのだ。 (新千歳空港国際アニメーション部門映画祭の紹介文から引用)



感想
 酷くはないけどTV映画で十分、と言った印象。誰もが羨むセレブリティの仲間入りを果たすべく、インターネットのブームに乗ろうと翻弄される二人組の哀れな姿は観てて笑えた。だけど、それ以外に何もない。

 ケーキまで焼いてくれる親切だけど訳あり(?)な隣人の裏話や、SNS中毒のミーハー達の話をもっと盛り下げてほしかった。個々のシーンは物凄く良く出来ていたのに、終盤で無理矢理"ハリウッド的"展開で締めようとしているせいで、作品を見終わったころには興味を完全に無くしてしまった。

 ただ、キャラクターデザインや背景美術は物凄く良かった。腐敗臭が漂ってきそうなほど現代的で癖の強い絵柄はかなり気に入りました。あの強烈なインパクトを持つデザインが無かったら、そもそもこの作品を観に足を運ぶこともなかったかもしれません。
 Titmouse,Incの経歴を見るたびに、「もっと物凄いものが作れたんじゃないか」と疑ってしまう色々と惜しい一作でした。



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