私とカートゥーンと鈴と。: ローバー・デンジャーフィールド Rover Dangerfield

ローバー・デンジャーフィールド Rover Dangerfield

ローバー・デンジャーフィールド
Rover Dangerfield
1991(米) 20/100点 

監督 ジェームズ.L.ジョージ、ボブ・シーレイ
製作 ウィラード・キャロル、トム・L・ウィルハイト
製作・脚本・主演・原案 ロドニー・デンジャーフィールド

 90年代にアメリカで活躍した名コメディアン、ロドニー・デンジャーフィールド。そんな彼が監修・撮影・脚本・主演を務めた長編作品がこれ。ネクタイを頻繁に締める癖のある彼の肉声が、肥満体の大型犬に見事にはまっています。傑作とはいい難いけどね。

シンプソンズにもメインキャラクターのバーンズの息子役として出演経験もあり。
シーズン8の第4話 バーンズの愛情テストより

予告編


ストーリー
 ラスベガスの踊り子に飼われるローバーは街一番のお祭り男。カジノの全てを愛する都会っ子だった。ある日コニーの彼氏の闇取引を目撃してしまった彼は、ダムに沈められてしまい田舎の農場に流れ着く。その後、家畜と農家が全ての田舎で戸惑うローバーは、デイジーとの出会うが...

感想
 やりたかったことをやっているものの、全てが滑っているような印象を受けた。彼の演技やコントの十八番をアニメで観たところで、新たな面白さに直結せず、子供騙しになってしまっているのが残念だった。というより、"アニメ"という媒体そのものが彼の長所を殺している。"アニメは子供にしか楽しめないもの"と認識していた当時のアメリカなら尚更。

 製作は後のワーナーの子会社ターナー長編アニメーション部門(TFA)。
代表作はマコーレー・カルキン主演のページマスターや、キャッツドントダンスなど。
キャラクターデザインは好きだけど、主人公の目の動きがかなり不気味。出目金をモデルにしてるのではないかと疑ってしまうほど。ミュージカルアニメの体は採っているものの、中途半端。曲や映像にはエンタメ性があって悪くない。しかし、尺稼ぎにしかなっておらず、歌声や台詞に有名芸能人のオーラがない。


    そして、悪党があまりにアホすぎる。人影や発泡音でなく、取引のブツを載せた机から物を落としただけで「サツか?」は流石に無いわ。酒と煙草に溺れた駄目人間の見た目から、その後の展開も期待しちゃうし...

 一番の問題点は、舞台や登場人物を大人でも楽しめそうな前設定を挿入したところで、肝心の内容がテキトーになっていること。彼の持ち味はG指定じゃ活かされないし、顧客を舐めすぎてるよ。改めて、アメリカ国内におけるディズニーの凄さを実感した一作。

子供達に媚を売るならもっとマシな方法を考えようよ...

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