私とカートゥーンと鈴と。: パニック・イン・ザ・ヴィレッジ Panique au village

パニック・イン・ザ・ヴィレッジ Panique au village

パニック・イン・ザ・ヴィレッジ
Panique au village
(英) 2000- 85/100

 製作はベルギーの若きアニメーション作家、ヴァンサン・パタールVincent Patarとステファン・オビエStephane Aubier。(※製作自体はベルギー・フランスの会社が主体になっているものの、配給担当がアードマン・アニメーションズとなっているため、ラベルはアードマンとします。)

 本作品を知ったきっかけは、アードマンの公式ビデオ。『ウォレスとグルミット』や『ひつじのショーン』で印象づけた"映像として高品質なもの売る会社"にしてはえらくチープな映像作品だなあ"と思い、気になりました。


※CN放送時の字幕版の感想です。



感想
 抱腹絶倒。馬鹿馬鹿しくて面白い。まず、映像にとてもキレがある。人形自体は表情の変化もなく手足が固定されており、基本的にただ地面に固定されながら移動するだけ。だけど、動かすタイミングが完璧。静と動の区別がはっきりと着いており、製作者がかなり計算高いことを思わせる。一番の常識人の馬、子供っぽいインディアンとカウボーイの何気ない掛け合いもこの精巧な技術によって上手く味付けされてる。そして、何よりも脱力系を思わせるCN(カートゥーンネットワーク)の高品質な字幕も最高だった。

 ただ、残念なのは、吹替版が投げやりなことと、CN字幕版が視聴困難な点。
10年前に日本語版DVDが発売されたのだが、それがなんとまあお粗末な出来なこと。実力派のピエール瀧さんを添えたのは良いけど、一人45役はあまりに無茶苦茶。声優の山寺宏一さんでもこういった現象はない。しかも、出来が微妙だから吹替版の意味がない。

 そして、販売元のポニーキャニオンのせいで字幕が一新され無難な翻訳になったのもマイナス。字幕を映像に焼きつけるのはホントにやめてほしい。ビーバス・アンド・バットヘッドと同じ失態を犯してるのは酷い。(DVDは知人から借りただけで購入していないので、比較出来ないのが残念....)

カートゥーンネットワークの再放送に期待したいものの、当時放送していたカートゥーンミッドナイトの枠が消滅しており望み薄。

また、劇場版も存在しますが、日本では見るすべがありません。


TVシリーズのDVDがあるなら販売してよ...

傍若無人なアニメーションと、捻くれた脚本が癖になるおすすめの一作。

   

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